人生初サイクリング with ロードバイク
- 2018.02.25
- サイクリング
こんにちは、昨日、初めてロードバイクを買ったふるやんです。
今日、初めてロードバイクでサイクリングに行きました。
その記録を残しておきます。
ちなみに、このブログは、自転車と競技プログラミング等のごちゃまぜなので、自転車ブログとして見たいかたは、上のカテゴリから、自転車カテゴリの記事一覧を見ると良いと思います。
準備フェーズ
サイコン(サイクルコンピュータ Rider 10)の充電をしながら、説明書を読んだりネットで使い方を調べたりしました。
ライトも一応充電しておきました。
補給食として、近くのコンビニに行って煉羊羹を2個買いました。1個で大丈夫だと思いますが、日持ちするようなので予備にもう1個買っておきます。
さらに、ロードバイクで走る上で重要な準備があります。
保険です。
慣れないロードバイクでは、他人や物を傷つけてしまうリスクが大きいです。
スピードも出ますし、徐行以外では車道の左側を走らないといけません。危険です。
そこで、インターネットから申し込める au損保 Bycle のブロンズに申し込んでおきました。
その日から保険期間に入れられるので良いですね。
ロードバイクに乗るときは、というか、自転車を頻繁に利用する場合は、賠償責任保険に入るのが必須ですよ。
乗車フェーズ
さて、午前11:45頃に、早めの昼食を終えて、自転車と必要なものを持ってマンションの自転車置き場に行きます。
私の住むマンションは、自転車置き場が広く、バラバラで輪行袋に入った状態から組み立てをするスペースがありました。壁もちゃんとあります。壁は必須ですからね。
昨日教わった要領で組み立て、確認を行います(タイヤが傾いていないか、タイヤの取り付けがゆるくないか、ブレーキは利くか、などを確認します)。
問題が無かったので、乗る練習をします。
乗れない……
いや、本当に乗れません。というか、店員さんは「サドルにまたがった状態でつま先がやっと地面に付くぐらいなので危ないです」と言ってたけど、つま先すら全く付かないんだけど!?
横にフェンスがある、少し広い場所に移動します。
ちょっと漕いでみて、止まろうと思って「どうやって止まるの!?」ってなって倒れかけました。ブレーキ握れよ。
降り方も分からず、ジャンプで両足同時に降りる始末。初めてだと難しいですよ。
しばらく練習をして、ブレーキを完全に握ると安定して降りられるという、超初歩的な知見を獲得。ペダルが回らなくなるので、片足をペダルに載せたまま、もう片足から降りられます。
また、乗るときは加速しながらの方が安定するというこれまた初歩的な知見を獲得。
止まるときは、ブレーキを握って減速するときの慣性力を利用して体を前に移動させて、片足ずつ降りるというコツを身に着ける。
とりあえず、乗る、漕ぐ、降りる、が少しできるようになったところで、問題発生。
ペダルが回らない。
タイヤは回るので、手で押しながら駐輪場に戻り、立てかけて確認したところ、後輪のチェーンが外れて、最も外側のギアのさらに外側に落ちていました。
原因は単純です。ペダルを逆回しにしてしまったんですね。
ママチャリだと、発進するときに、踏み込みやすいように片方のペダルを前斜め上あたりに配置させてから踏み込みます。
このときにペダルを逆回しするのですが、ママチャリだと問題ありません。
しかし、ロードバイクでそれをやるとチェーンが脱落するようです。
気を付けないとダメですね。
となると、走行中に赤信号とかで停止するとき、どうするんでしょう。次の発進のことを考えてペダル位置が良い所で止まるんですかね。難しい。
発進、走行(ブレーキ操作含む)、停止(降りる)に慣れてきたら、ギアの変更練習です。
私には「ろんぐらいだぁす!」で得た知識があるので、ギアチェンジのイメトレはバッチリです。昨日の購入者講習でも教わりましたが。
実際、難なくギアチェンジに慣れました。
「フロントとリアで最軽・最重のちぐはぐな組み合わせにしない」というのは、意識しないとだめですね。
注意しないと、フロントが重いままで、ついリアだけでギアチェンジを済まそうとしてしまって、フロント最重・リア最軽、という組み合わせになることがありそうです。
「ろんぐらいだぁす!」では、第2巻で亜美ちゃんがロードバイクを買います。私は今第2巻にいます。
(ちなみに輪行は第1巻で出てきます。亜美ちゃんは折り畳み自転車ですが、葵ちゃんはロードでの輪行です。)
基本動作に慣れたところで、少し走ってみます。
走行フェーズ
結論から言うと、堺市のどこか(自宅がバレると嫌なのでぼかします)から、天王寺駅まで行き、返ってきました。
開始してしばらく(1kmもないくらい)はサイコンの電源を入れ忘れていましたが、その状態で、往復29.32kmでした。実際は30kmちょうどくらいでしょうか。
事前にコースは Ride with GPS というサイトで決めていましたが、その時の感覚で、無理そうなら途中で折り返そうかと考えていましたが、その必要はありませんでした。
初めのうちは、歩道または「歩道上の自転車用エリア」を、徐行しました。だいたい7~10km/hでした。
慣れてくると、歩行者がいない状態で、歩道上の自転車用エリアで、12~15km/hぐらいで走りました。歩行者が見えると10km/h程度に減速していました。
びっくりしたのが、思ったより路面からの振動がダイレクトに来るということです。タイヤが固いのと、フレームが高物じゃないのが理由でしょうが、長時間乗ると結構きついです。
クッションの入ったレーパンか、サドルカバーが必要ですね。
しばらく走って、ある程度の速度が出せるようになると、安全そうなところから車道を走るようにしました。止まっている車などがあると歩道での徐行に切り替えていました。
平坦な車道では20km/hぐらいまで出せるようになりましたが、信号待ちが発生すると、歩道に退避しました。発進直後はまだ少しバランスを崩すことがあったので。
何度か乗り降りをしていて、完全に降りる(フレームを跨がず横に立つ状態になる)ときに足をサドルに引っかけることがたまにありました。
膝を曲げて跨ごうとするといけないですね。後方確認をして、ディラン・マッケイ(なだき武)みたいに足を後ろに伸ばして跨ぐ。ありがとう、爆笑レッドカーペット(だっけ?)。
路面からの振動が結構来るので、ハンドルを握る手がずれないようにするのも重要ですね。クッションとすべり止めが付いた自転車用グローブを買うべきっぽいです。出費が……
たまにロードバイクで颯爽と走っている人を見ました。その人についていって進路を決めるとやりやすかったのでありがたかったです。速いのですぐ引き剥がされますが。
途中、車道に止まっている車があって歩道に入った時に、歩行者が多くて大変なところがありました。大阪市ですからね。人が多いです。もちろん、その時は降りて押して歩きます。
押して歩いてるときも、サイコンが平均速度にカウントするというのが悲しいです。3~5km/hしかないのに。
往路の後半で、車道走行にはだいぶ慣れてきましたが、発進はまだ少し苦手でした。難しいです。
という感じで、天王寺駅に到着しました。
記念撮影。歩行者が周囲にいないのを確認してから、安全を確保して撮影しています。
いやー、良いですね。かっこいい。
そういえば、この自転車に名前を付けていないんですよね。亜美ちゃんのポンタ君みたいな名前を付けたいですが(ロードには名前つけてなかったっけ?)。
良い名前、無いですかねえ。
さて、写真を撮ったらすぐに折り返します。
復路は、往路よりも車道走行多めでした。
発進にも少しずつ慣れてきました。完璧ではないですが……
しばらく走ってると、お腹が空いてきました。天王寺駅で羊羹食べておけばよかった。
復路の75%ぐらい走った地点で、歩道で休憩しました。
コンビニ羊羹って、60円でそこそこの食べ応えがありますね。
飲み物を持って行ってなかったのが痛恨のミス。羊羹を食べてると飲み物が欲しくなります。
というか、汗もかくんだから飲み物を忘れるなよ、自分。
羊羹を食べていると、雨がぽつぽつ降ってきました。やばい。夕方から雨の予報だった。
時計を見ると、15時ちょうど。思ったより時間かかってる。
残りの羊羹を食べきり、すぐに出発です。
雨は弱まったり、少し強くなったりしましたが、「ろんぐらいだぁす!」のしまなみ海道の回で亜美ちゃんたちが雨天ライドをしていたのを思い出し、「ロードバイクは雨に弱いものではない」と信じ、焦らずペースを維持して帰りました。
自宅マンションが見えると安心しました。
幸い、雨も本降りにはなりませんでした。
マンションの駐輪場は、駐輪スペースにしか屋根が無いので、別の屋根と壁があるスペースへ移動し、分解・収納をおこないました。
とくに問題は無く収納できました。
人のいないエレベーターで自宅の階に上がり、持ち込んで終了です。
と言いたいところですが、雨が降っていたので、一応、ベランダで袋を開けてさっと拭いておきます。
アルミフレームなので錆びには強いそうですが、念のため。
チェーン関係はまたメンテナンスグッズを買わないといけませんね。
これで、サイコンのデータをアプリに同期して、一通りツイートして終了です。
完走した感想
帰宅して意外だったのが、握力が結構やられてました。
ハンドル・ブレーキの形に慣れていないとか、振動でずれないようにしっかり握る必要があったとか、汗ですべらないように気を付ける必要があったとかが理由ですかね。
走行中に握力が弱まると危険なので、意識しないといけませんね。
あと、お尻とかその辺が痛い。
レーパンかサドルクッションを買います。お金に余裕ができれば。
なんか本当に、ロードバイクにめっちゃ乗ってたら下半身のアレがアレしたみたいな件があるらしいですね。アレな話なので詳しくは書きませんが。
あと、「ロードバイクに乗りながら歌を歌うのは難しい」という知見を得ました。
体がうつ伏せ状態になり、顔は前を向くので、上を向いているような状態になるんですね。
まあ、音楽無しですから、歌えなくてもいいですが。
思い起こせば、このツイートから始まり、ついに購入に至ったわけです。
影響されやすい性格だからろんぐらいだぁす3話を見た後にロードバイクについて調べてる
— ふるやん (@furuya1223) November 6, 2016
ここからこれに至り、
俺、この卒業研究が終わったらロードバイク買うんだ……
— ふるやん (@furuya1223) December 5, 2017
これになったわけですね。
初めてのロードバイク走行ということで、往復29.32km走ってきた(平均速度17.22km/h) pic.twitter.com/xNvHHGT57R
— ふるやん (@furuya1223) February 25, 2018
いやあ、感慨深い。
今はまだ慣れていないので、乗りながら技術面で考えることが多いですが、慣れてくるともっと楽に乗れてもっと距離も伸ばせるんだろうなあと考えると、これからが楽しみです。
今後は、とりあえずもう1回天王寺あたりに行って、その後は距離が同程度な別コースを探したいですね。
ということで、以上、初ロードバイクサイクリング記でした。
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